認知症の親の特殊詐欺対策|現役ケアマネが教える完全予防ガイド

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「親が振り込め詐欺に遭った」「リフォーム詐欺で何百万円も払ってしまった」──認知症の親の 特殊詐欺被害 は、年々深刻化しています。私はケアマネとして、 数百万円〜数千万円の被害に遭ったご家族 を何度も見てきました。一度被害に遭うと、 取り返しがつかない ケースがほとんどです。

実は、 認知症の方は判断力が低下 しているため、特殊詐欺の格好のターゲット。詐欺師は 巧妙に高齢者の心理を操る ので、健常者でも騙されることがあるくらいです。 「うちの親は大丈夫」と油断するのが最大の危険 です。

この記事では、現役ケアマネとして「認知症の親を特殊詐欺から守る完全予防ガイド」を、 手口・予防策・成年後見・被害後対応 まで完全解説します。

目次

高齢者を狙う特殊詐欺の被害状況

特殊詐欺の被害は、 年間約400億円 とも言われており、多くは高齢者が対象です。被害者の 70%以上が65歳以上 、特に 女性高齢者が狙われやすい 傾向にあります。

詐欺師は 「家族からの電話」「役所からの通知」「銀行員」 など、信頼性の高い人物を装って近づいてきます。認知症の方は 判断力が低下 しているため、健常者なら見破れる嘘を信じてしまいがち。 電話一本で数百万円を振り込んでしまう ケースが多発しています。

認知症の親を狙う詐欺の手口10選

ここから、認知症の親が被害に遭いやすい代表的な手口を10個解説します。

手口1|オレオレ詐欺・振り込め詐欺

「お母さん、俺だよ俺!会社のお金を使い込んじゃって…」と、 家族を装って金銭を要求 する古典的詐欺。今でも被害が絶えません。

認知症の親は 「息子の声」が分からなくなっている ことがあり、まんまと信じてしまいます。

手口2|還付金詐欺

「市役所です。医療費の還付金があります」と電話し、 ATMで振り込ませる 手口。「還付金」は実は 詐欺師の口座への振り込み です。

「市役所からの電話なら本当だろう」と信じてしまう高齢者が多いです。

手口3|架空請求詐欺

「未払いの請求があります」とハガキ・メールで連絡し、 支払いを求める 手口。実在しない請求を信じ込ませます。

手口4|金融商品詐欺

「絶対に儲かる投資があります」と高利回り商品を勧める手口。 退職金や預貯金 を狙います。

手口5|リフォーム詐欺

「屋根が壊れていますよ」「無料点検します」と訪問し、 不要なリフォーム工事 を契約させる手口。 数百万円〜1,000万円超の被害 もあります。

手口6|健康食品・健康器具詐欺

「これを飲めば認知症が治る」「血圧が下がる」と高額な健康食品・器具を売りつける手口。 10万円〜100万円の商品 を売られることも。

手口7|墓・仏壇詐欺

「亡くなった旦那様のために」と、 不要な墓石・仏壇 を売りつける手口。

手口8|キャッシュカード詐欺

「カードが偽造されています」と警察を装って電話し、 カードを取り上げる 手口。 暗証番号を聞き出して 預金を引き出されます。

手口9|SMS詐欺

「銀行口座が不正アクセスされました」と SMSで偽サイトに誘導 する手口。最近急増中。

手口10|訪問販売の悪質契約

「無料」と訪問して 高額契約を結ばせる 手口。クーリングオフを知らない高齢者が多く、被害が拡大します。

詐欺予防の10ステップ

ここから、詐欺被害を防ぐ具体的な10ステップを解説します。

ステップ1|固定電話に「迷惑電話対策機能」をつける

詐欺電話の 入り口を遮断 することが最重要。固定電話に 「迷惑電話対策機能」 (特殊詐欺撃退装置)をつけます。

「この通話は録音されます」というアナウンスが流れる装置で、 詐欺師は録音を嫌がって電話を切ります自治体が無料・安価で貸与 している場合もあるので、地域包括支援センターに確認してください。

ステップ2|電話番号を「家族のみ」に登録

固定電話の電話帳を 家族・親戚・友人のみ に登録。それ以外の番号からの着信は鳴らない設定にします。

ステップ3|「家族の合言葉」を決めておく

家族で 合言葉 を決めておきます。電話で「お母さん、俺だよ」と言われたら、合言葉を聞く約束を。

ステップ4|キャッシュカードを家族管理

認知症の親の キャッシュカードを家族が管理 することも検討。本人の手元には少額だけ残し、大金は家族管理にします。

ステップ5|銀行に「高齢者口座」設定

銀行によっては、 高齢者口座 という設定があり、振込限度額の制限・本人確認の強化などができます。銀行に相談してみてください。

ステップ6|定期的に通帳をチェック

月1回程度、 親の通帳を家族がチェック 。不審な引き出し・振込がないか確認します。

ステップ7|成年後見制度の活用

判断力が著しく低下したら、 成年後見制度 で財産を守る。後見人が金銭管理を担うことで、詐欺被害を防げます。「成年後見制度」記事も参照。

ステップ8|詐欺の手口を親に教える

「こんな電話があったら詐欺だよ」と、 代表的な手口を親に教える ことも有効。認知症初期なら理解できる場合もあります。

ステップ9|家族の連絡頻度を増やす

頻繁に親と連絡を取ることで、 詐欺の異変に早く気付ける 。週2〜3回の電話を習慣化。

ステップ10|地域の見守り体制を構築

地域包括支援センター・民生委員・近所の人と連携した 「見守り体制」 を作る。「親が一人暮らしで心配な時の見守り体制」記事も参照。

認知症の進行に応じた対策レベル

認知症の進行度に応じて、対策のレベルを上げていきます。

軽度認知症(MCI〜初期)

  • 詐欺の手口を親に教える
  • 迷惑電話対策装置を設置
  • 家族の連絡頻度を増やす

中等度認知症

  • キャッシュカードを家族管理
  • 通帳の定期チェック
  • 任意後見契約の準備

重度認知症

  • 成年後見制度の利用
  • 全ての金銭管理を後見人に
  • 施設入居も検討

「成年後見制度」の活用|詐欺予防の最強策

認知症が進行したら、 成年後見制度 が詐欺予防の最強策。後見人が 本人の財産を法的に守ります

成年後見の3種類

  • 法定後見 (認知症発症後に家庭裁判所が選任)
  • 任意後見 (元気なうちに契約)
  • 保佐・補助 (判断力低下の度合いで使い分け)

成年後見のメリット

  • 後見人が 金銭管理 を代行
  • 不当な契約は 取り消し可能
  • 本人の財産が法的に守られる

成年後見のデメリット

  • 後見人選任に 数ヶ月 かかる
  • 家庭裁判所への 報告義務
  • 家族が後見人になれない場合あり

「成年後見制度」記事も参照。 判断力があるうちに任意後見 を契約しておくのがベストです。

詐欺被害に遭ってしまった時の対応

万が一被害に遭ってしまったら、すぐに以下の対応を。

ステップ1|警察に通報(110番)

すぐに 警察に通報 。被害届を提出します。「警察相談ダイヤル #9110」も活用。

ステップ2|銀行に連絡

振り込んでしまった場合は、 すぐに銀行に連絡「振込先口座の凍結」 を依頼。早ければ被害額の一部が戻ることも(振り込め詐欺救済法)。

ステップ3|消費生活センターに相談

「消費者ホットライン 188」に電話。 クーリングオフ や契約解除のアドバイスがもらえます。

ステップ4|弁護士に相談

被害額が大きい場合は 弁護士相談 。「弁護士ドットコム」などで無料相談から。

ステップ5|家族で再発防止策を立てる

被害後は、 家族で対策強化 。成年後見制度の利用、家族管理の徹底など。

詐欺被害に遭わないための「家族の習慣」

家族ができる 日常の習慣 を5つ紹介します。

習慣1|週2〜3回の電話

頻繁な電話で 異変を察知 。「最近、何か変な電話なかった?」と聞く習慣を。

習慣2|月1回の通帳チェック

親の通帳を 月1回チェック 。不審な引き出しを早期発見。

習慣3|定期的な訪問

可能なら月1〜2回 訪問 。家の中の変化(不要な健康器具、不審な書類)を確認。

習慣4|近所付き合いを大切に

ご近所さんと良好な関係を築き、 「最近、変な人来てない?」 と聞ける関係を。

習慣5|FP相談で財産管理

FPに 財産管理の相談 をする。詐欺予防+家族の財産全体最適化。「親の介護費用が不安_FP相談」記事も参照。

認知症の親への詐欺予防|家族の心構え

家族が持つべき心構えを3つ。

心構え1|「うちの親は大丈夫」と油断しない

健常な高齢者でも詐欺に遭います。 認知症なら なおさら 。「絶対に大丈夫」と思わないでください。

心構え2|本人を責めない

被害に遭った親を責めると、 「家族にも言えない」 とさらに被害が拡大します。優しく対応してください。

心構え3|長期的な視点で対策

詐欺予防は 長期戦 。成年後見・財産管理・見守り体制など、計画的に進めてください。

まとめ|「予防」が最強の対策

認知症の親の特殊詐欺対策は、 「被害に遭ってから対応」では遅い 。事前の予防が何より大事です。

🍀 詐欺予防5原則 ① 迷惑電話対策装置で電話を遮断 ② キャッシュカード・通帳を家族管理 ③ 成年後見制度で財産を法的保護 ④ 家族の連絡頻度を増やす ⑤ 地域の見守り体制を構築

判断力があるうちに 任意後見契約・財産整理 を進めるのがベスト。FP相談で家族の財産全体を整理することも、詐欺予防+経済安定の両立に繋がります。

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この記事を書いた人

佐藤 あゆみのアバター 佐藤 あゆみ 理学療法士/ケアマネ

現役ケアマネジャー・理学療法士。回復期リハビリ・訪問看護・訪問リハビリ・通所リハビリ・介護医療院・介護老人保健施設で15年以上勤務後、介護支援専門員(ケアマネ)の資格を取得。「リハビリのプロ × 介護のプロ」のダブル資格で、ご家族に寄り添う介護情報を発信中。

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