認知症の親が入れる施設|タイプ別の選び方と費用を現役ケアマネが解説

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# 認知症の親が入れる施設|タイプ別の選び方と費用を現役ケアマネが解説

「親が認知症と診断された。施設に入れる?」「特養は要介護3以上って聞くけど…」「グループホームってどう違う?」

認知症の親が入れる施設は主に5タイプ。重症度・経済状況・家族の希望によって最適な施設が変わります。「認知症対応」を謳っていても、ケアの中身は施設ごとに大違いです。

こんにちは。理学療法士&ケアマネジャーの當間です。500件以上の認知症ご家族をサポートしてきた経験から、本記事では5施設タイプ・重症度別おすすめ・選び方7チェックを完全解説します。

あゆみ
認知症の施設選びは「専門ケアの有無」が9割。同じ「認知症対応」でも、専門スタッフの数や質に大きな差があります。
この記事でわかること
  • 認知症の方が入れる5つの施設タイプ
  • 各施設の特徴・費用・入居条件
  • 重症度別のおすすめ施設
  • 選び方の7つのチェックポイント
  • 家族の心構え+効率的な探し方
目次

認知症の方が入れる5つの施設タイプ

施設タイプ月額入居条件認知症対応
認知症対応型グループホーム12〜18万円要支援2+認知症◎本命
特別養護老人ホーム(特養)8〜15万円要介護3以上
介護付き有料(認知症対応)15〜30万円要支援〜要介護
サ高住(認知症対応)10〜20万円軽度〜中度
介護老人保健施設(老健)10〜17万円要介護1以上△短期向け

①認知症対応型グループホーム|認知症ケアの本命

認知症の方専用。1ユニット9名の少人数で、家事を一緒に行う家庭的な環境。

  • 少人数で個別ケア重視
  • 食事・洗濯・掃除を入居者と一緒に
  • 地域密着型(住民票が必要)
  • 看取り対応の施設も増加中
💡 グループホームが向く方

軽〜中度の認知症で歩行可能・基本的な日常動作ができる方。重度化すると退去になるケースも。

②特別養護老人ホーム(特養)|安価で長期入居

公的施設で月額が安く、終身利用可能。認知症対応棟を持つ施設も多い。

  • 月額8〜15万円と経済的
  • 看取り対応可能な施設多数
  • 要介護3以上が条件
  • 待機期間1〜2年が普通

③介護付き有料老人ホーム(認知症対応)

民間施設でサービスが豊富。認知症ケア専門スタッフを配置している施設も多い。

  • 24時間介護体制
  • 認知症ケア専門スタッフ常駐
  • 看取り対応可
  • 費用は高め(月15〜30万円)

④サービス付き高齢者向け住宅(認知症対応)

賃貸住宅型なので自由度が高いが、認知症が中度以上だと対応難しい場合も。

⑤介護老人保健施設(老健)|短期〜中期向け

原則3か月の在宅復帰目的の施設。リハビリと医療ケアが充実。長期入居には向かない。

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認知症の重症度別|おすすめの施設タイプ

重症度第1候補第2候補
軽度(要支援2〜要介護1)グループホームサ高住
中度(要介護2〜3)グループホーム介護付き有料
重度(要介護4〜5)特養介護付き有料
看取り期特養看取り対応有料
あゆみ
中度までならグループホームが最適、重度化したら特養か看取り対応の有料老人ホームへ移行、というステップが現場でよくある流れです。

認知症対応施設を選ぶ7つのチェックポイント

  • 認知症ケア専門スタッフの人数・資格
  • 夜間スタッフ体制(徘徊対応可能か)
  • BPSD(周辺症状)への対応方針
  • 身体拘束ゼロの方針があるか
  • 看取り対応の有無
  • 家族との情報共有頻度(連絡帳・面談)
  • 退去基準(重度化した時の対応)

認知症の親を施設に入れる時の家族の心構え

💡 罪悪感は持たなくていい

認知症の親を施設に入れることは「親不孝」ではなく「専門ケアを受けさせる選択」。本人にとっても刺激と社会的接触が増える機会です。

効率的に施設を探す方法

  • みんなの介護で「認知症対応」絞り込み
  • 地域包括支援センターに紹介依頼
  • 認知症ケアマネに相談
あゆみ
認知症の施設選びは時間がかかります。「困ってから探す」のでは間に合わないので、診断後の早い段階で複数施設の見学を始めるのがおすすめです。

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まとめ|認知症の親には「専門ケア」を

📌 認知症施設選び5原則
  • 軽中度はグループホーム、重度は特養が王道
  • 「認知症対応」の中身を必ず確認
  • BPSD対応+身体拘束ゼロが良い施設の条件
  • 診断後すぐに見学開始、待たない
  • 「親不孝」と思わない、専門ケアを受けさせる選択

認知症の親を施設に入れるのは「家族を守り、本人にも適切なケアを届ける」選択。早めの情報収集と複数比較で、最適な施設を見つけましょう。

あなたの「冷静な選択」が、親の最終章を温かいものにします。

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この記事を書いた人

佐藤 あゆみのアバター 佐藤 あゆみ 理学療法士/ケアマネ

現役ケアマネジャー・理学療法士。回復期リハビリ・訪問看護・訪問リハビリ・通所リハビリ・介護医療院・介護老人保健施設で15年以上勤務後、介護支援専門員(ケアマネ)の資格を取得。「リハビリのプロ × 介護のプロ」のダブル資格で、ご家族に寄り添う介護情報を発信中。

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